2026.08.22

COMPETITOR SURVEY REPORT

競合3社 調査レポート

◯◯市/整骨院

調査対象
◯◯市の整骨院3院(B院/C院/D院・店名と地域名は伏せています)
想定
これから◯◯市で整骨院を開き、ホームページを作る場合

※これは実際の調査レポートの見本です。数値はすべて実測データですが、店名・URL・地域名は伏せています。

まず、ここから

「鍼灸」の席が空いている。ここを掲げるページから作る。

「◯◯ 整骨院」の席は3院で埋まっていますが、「◯◯ 鍼灸」「◯◯ 鍼灸院」では3院とも30位以内に出ていません。同じ言葉で正面から並ぶより、まだ誰も座っていない席から入るほうが早く届きます。作る順番は、このレポートの終わりにまとめています。

このレポートの前提 「◯◯で整骨院を探している人が、Googleで検索して見つける」という道のりを想定して調べました。 開業後の集客が紹介中心になる見込みなど、主な経路が違うようでしたら教えてください。前提が変われば結論も変わります。

01探す

お客さんがGoogleで検索したとき、今どの院が見つかるか。実際に15語で検索し、そのうち店名での検索を除いた13語を並べました。

検索された言葉上位に出ている院
◯◯ 整骨院B院1位/C院7位/D院14位
◯◯ 接骨院B院1位/C院6位/D院17位
◯◯市 整骨院B院3位/C院5位
◯◯ 腰痛B院1位/C院10位
◯◯ 肩こりB院2位
◯◯ ぎっくり腰B院1位/C院13位/D院16位
◯◯駅 整骨院B院3位/C院7位
◯◯ スポーツ 外傷B院2位/D院13位
◯◯ カイロプラクティックB院23位
◯◯ 交通事故 治療C院3位/B院6位/D院18位
◯◯ △△町 整骨院D院7位/B院9位
◯◯ 鍼灸院3院とも出ない
◯◯ 鍼灸3院とも出ない
測定方法:Google検索結果を取得するAPI(DataForSEO)で、2026年8月22日にスマートフォン向け検索結果の30位までを取得。「出ない」は30位以内に入っていないことを指します。
この見本では、地図枠(Googleマップ)の順位は載せていません。実際の調査では、地図枠も同じ言葉で調べて並べます。

この表から読めること

13語のうち11語は、3院のいずれかが上位を取っています。「◯◯ 整骨院」「◯◯ 腰痛」など、新しいお客さんが最初に打つ言葉は、ほぼB院が押さえています。ここに後から同じ言葉で入って追い抜くには、時間も費用もかかります。

残る2語は、3院とも30位以内に出ていません。「◯◯ 鍼灸院」と「◯◯ 鍼灸」です。誰も座っていない席です。

02選ぶ

検索結果に並んだとき、どれを開くか。ここで表示される文章が、来院の入口になります。

B院◯◯駅周辺で身体の不調の根本改善を目指すなら、B院へ
C院◯◯市で腰痛や肩こりでお悩みなら、C院
D院◯◯の接骨院で怪我の治療・リハビリならD院

3院とも「誰の、どんな悩みに応えるか」を書いています。症状か、受けられることか。切り口は違いますが、型は同じです。

ここに後から並ぶなら、同じ型で書くと埋もれます。「◯◯市で腰痛なら」と書いても、すでにC院が同じことを書いていて、しかも先にいます。

03開く

タップして開いた瞬間。ここが最も離脱の多い場面です。

最初の画面に書かれている言葉

B院徹底したカウンセリングによる根本改善
D院どのような お悩み をお持ちですか?

C院は、今回の調査では最初の画面の文言を取得していません。実際の調査では3院とも並べます。

表示速度・サイトの作られた時期

この見本では測っていません。実際の調査では、3院とも表示速度を測り、サイトがいつごろ作られたものかも調べます。相手のサイトが古ければ、新しく作るだけで差がつく箇所だからです。

04調べる

「この院でいいか」を判断するために、お客さんが探す情報。3院にあるか / ないかだけを見ました。

お客さんが探す情報B院C院D院揃っている院
施術料金ありなしあり2院
保険が使えるかの明記ありありなし2院
予約の案内ありありなし2院
LINEありありなし2院
駐車場の案内ありなしなし1院
アクセスありありあり3院
症状別の説明ありありあり3院

3院とも揃っているのは、アクセスと症状別の説明だけです。料金・保険・予約・LINEは、どれも1院ずつ抜けています。

ここは、作る時に全部載せれば、その時点で3院より情報が揃った状態になります。後から追いつく作業ではなく、最初から持っている状態を作れます。

ただし、駐車場は差として数えません 駅前なら駐車場が無いのが普通で、郊外なら有るのが普通です。立地で決まるものは、書いていないこと自体が弱点になりません。 「少ない=空いている」と読むと、意味のない差を追いかけることになります。

埋めるのは、立地に関係なく効くものです。この3院ではLINEがそれで、すでに2院が持っています。無いと遅れて見えるので、作る時に最初から入れておくほうが確実です。

05問い合わせ

来院を決めたお客さんが、実際に行動できるか。

項目B院C院D院
スマホで電話番号を押すと発信されるか4か所13か所4か所
ネット予約ありありなし
LINEでの問い合わせありありなし

電話をタップで発信できる状態は、3院とも作れています。ここは差になりません。作るなら当然入れる、という水準です。

一方、ネット予約とLINEは2院だけです。D院は電話しか受け口がありません。夜に検索して「明日行きたい」と思った人は、翌朝まで動けません。

06何を伝えるか

同じ商圏の3院が、それぞれ何を掲げているか。

掲げている軸
B院カウンセリングと根本改善
C院腰痛・肩こり(症状名)
D院怪我の治療とリハビリ、スポーツ外傷

3院とも「何をするか」から入っています。施術の中身か、症状か、対象の怪我か。並べると、どれも「受けられる施術の説明」です。

そして、3院とも書いていないことがあります。「どんな人が施術するのか」「何年やっているのか」「一日に何人診ているのか」といった、院そのものの背景です。ここは誰も埋めていない空白です。

この空白に入る言葉は、外から調べても出てきません 何を掲げるかは、これから開かれる院で実際にやること・やってきたことの中にしか材料がありません。 施術の工程、これまでの経歴、他院がやっていない手順。そういったものは、お話を伺わないと出てきません。

ただし、その言葉が決まるのを待たずに決められることがあります。この先に、どの席を取りにいくかと、作る順番を書きました。

07で、作るならどこを取るか

今日測った数字の中に、すでに手がかりが3つあります。

1. 「整骨院」の席は、3院で埋まっている

「◯◯ 整骨院」はB院1位・C院7位・D院14位、「◯◯ 接骨院」はB院1位・C院6位・D院17位。上位が3院で塞がっています。ここに新しく作ったサイトで正面から入って追い抜くには、時間も費用もかかります。最初に狙う場所としては、おすすめしません。

2. 鍼灸は、まだ誰も取っていない

検索された言葉B院C院D院
◯◯ 鍼灸院出ない出ない出ない
◯◯ 鍼灸出ない出ない出ない
◯◯ カイロプラクティック23位出ない出ない

「◯◯ 鍼灸」は月に480回検索されていて、3院はどこも出ていません。掲げている院もありません(06のとおり、3院の軸は根本改善・症状名・怪我の治療)。カイロプラクティックもB院が23位にいるだけで、ほぼ空いています。

「空いている」と書けるのは、3つ揃った時だけです ① 検索されている回数が一定数あること ② 同業が上位にいないこと ③ 実際にその施術をやること
揃わなければ書きません。無理に希望は作りません。

逆に、空いていても狙わない言葉もあります。「◯◯ 交通事故 治療」は3院とも上位にいますが、月に10回しか検索されていません。席を争う価値がありません。

3. 上位のサイトが、特別なことをしているわけではない

「◯◯ 整骨院」で1位のサイトを確認しました。やっていることは、悩みから書き出すこと、料金と保険と予約方法を載せること、電話をタップできるようにすること。特殊な技術は使われていません。この先に挙げる作業と同じ内容です。

08作るなら、この順番で

既存のサイトを直す場合と、順番が変わります。直すものが無いので、何を掲げるかを先に決められます。

  1. 1何を掲げるかを、1文で決める ここが決まらないと、どのページを作るかも決まりません。検索結果に出る文章も、最初の画面に置く言葉も、どの症状のページから作るかも、すべてここから降りてきます。

    そして作る前だからこそ、ここを先に決められます。すでにあるサイトを直す場合は、途中で言うことが変わると全部を書き直すことになりますが、これから作るなら最初からその1文で組めます。

    何を書くべきかは、外から調べても出てきません。日々の施術で当たり前にやること、他院がやっていない手順、これまでの経歴。そこに材料があります。ここだけは、お話を伺わせてください。
  2. 2「鍼灸」の席を取るページを作る 月に480回検索されていて、3院とも出ていません。今なら、ページを1枚作るだけで取れます。「◯◯ 整骨院」で3院と正面から争うより、こちらのほうが早く届きます。
  3. 3料金・保険・予約方法・LINEを、最初から載せる 04のとおり、3院はそれぞれ2院ずつしか持っていません。最初から全部載せれば、その時点で3院より揃った状態になります。後から追いつく作業が要りません。
  4. 4Googleの地図枠を整える 「◯◯ 整骨院」で検索すると、地図と店舗一覧が検索結果の一番上に出ます。掲載料も広告費もかかりません。整骨院を探す方の多くはこの枠から選ぶので、サイトより先に効いてくることがあります。

09ここから先の話

ここまでが、調べて分かったことです。

やるかどうかは、決めていただくことです。このレポートだけ使っていただいても構いません。

ここから先は、やるとしたらの話です。

ただ、席に座るだけでは選ばれません

「◯◯ 鍼灸」の席は、今は空いています。月に480回検索されていて、近隣3院は誰も出ていません。

今なら、ページを1枚作るだけで取れます。

ただ、空いている席が、いつまでも空いているとは限りません。誰かが同じことに気づけば、同じ言葉で入ってきます。

その時に何で差がつくかというと、先に「鍼灸なら、あの院」と思われているかどうかです。

席を取るのは、早い方がいい。そして取ったら、後から誰かが並んでも選ばれない状態を作っておく方がいい。

では、そのページに何と書くか

ここが、実は一番難しいところです。

たとえば、ある工務店さんに「他社より優れている点は」と伺った時、返ってきたのは「丁寧な施工」でした。

嘘ではありません。実際に丁寧です。ただ、同業も全員そう書いています。それだと、読んだ人には選ぶ理由になりません。

そこで、少し違う聞き方をしました。

「一番感謝された仕事は」

「どんなお客さんが多いですか」

「その方たちは、なぜここを選んだのですか

すると、事実が出てきました。

「先代から続く地元の工務店で、施主の親の代から家を建てている」

「だから間取りの好みも、土地の癖も分かっている」

BEFORE丁寧な施工の工務店です
AFTERこの土地の癖を知り尽くした、親子二代の工務店です

同じ会社の、同じ事実です。言い方が変わっただけです。

なぜ、自分では出てこないのか

毎日当たり前にやっていることは、強みだと気づけないからです。

この工務店さんも「土地の癖が分かる」を売りだとは思っていませんでした。当たり前すぎて、わざわざ言うことではないと考えていた。外から見ると、そこが一番の違いでした。

同じものが、必ずあります。ただ、それは外から調べても分かりません。伺わないと出てきません。

掲げる1文は、3つが重なるところにある

このレポートで調べたのは、3つのうちの1つです。

 何を見るか今の状態
自分の強みまだ伺っていません
競合が何を言っているか← 今回調べたのがここ
お客さんが何を求めているか面談までに調べます

①だけだと、独りよがりになります。自分では強みだと思っていても、お客さんが気にしていないことがあります。

②だけだと、競合の裏返しにしかなりません。「3院が言っていないこと」を言っても、それを求めている人がいなければ空振りです。

③だけだと、誰でも言えることになります。お客さんの求めることは同業も見ているので、そこだけ見て書くと横並びに戻ります。

3つが重なるところにしか、選ばれる1文はありません。工務店の「この土地の癖を知り尽くした、親子二代の工務店です」も、 ①先代から続く地元の工務店であること、②同業が全員「丁寧な施工」と書いていたこと、 ③施主が土地の癖を分かってくれる相手を求めていたこと、この3つが重なった場所にありました。

③は、面談までに調べられる範囲でお持ちします この地域・この業種のお客さんが、口コミなどで何に満足して、何に不満を書いているかを読みます。 「予約が取りにくい」「説明が短い」「先生が毎回変わる」といった、実際に書かれている言葉です。

口コミがほとんど無い業種もあります その場合は、検索されている言葉(業種名と一緒に何が調べられているか)と、 同業の「よくある質問」に何が並んでいるかから読みます。 現場で実際によく聞かれることが、そこに出ています。

ここが分かると、②で見つけた空いている席に、何と書けば座れるかが決まります。

このレポートについて

30分で、直接ご説明します

実際の画面を一緒に見ながらお話しします。お話しするのは3つです。

日程を決める(無料・30分)

この30分は、方向が見えるところまでです。 1文を細かく詰めるのも、そこから何をどの順で作るかを設計するのも、ご依頼をいただいてからの作業になります。
その場で契約をお願いすることはありません。オンラインでも、ご訪問でも構いません。
※これは見本のため、ボタンは動作しません。実際のレポートでは、ここに面談の候補日時が入ります。

制作実績

(ここに弊社の制作実績を掲載します。調査結果とは分けて記載しています)