制作費10万と50万、何が違うのか。事業者目線で、正直に話します。

価格の違うホームページ制作プランを見比べて自分に合うものを選ぶ事業主のイラスト

ホームページ制作を調べていると、値段の幅にとまどいませんか。10万円のところもあれば、50万円のところもある。同じ「ホームページ」なのに、なぜこんなに違うのか。高いほうがいいのか、安くても大丈夫なのか。正直、よく分からないですよね。

先に結論をお伝えします。値段の違いは、機能の数だけでは決まりません。いちばん大きいのは「どこまで“考えて”作るか」です。そして、大事なのは「高いか安いか」ではなく、「あなたの事業に“ちょうどいい”のはどれか」を見極めること。この記事では、その見極め方を、事業者目線で正直にお話しします。

目次

まず大前提。「高い=いい」でも「安い=損」でもありません

最初に、価格の先入観をひとつ外させてください。高いプランが、いつでも正解とはかぎりません。逆に、安いプランが手抜きというわけでもありません。

大切なのは、今の事業に「必要なもの」を見極めることです。これから始める方が、いきなり作り込んだ50万円のサイトを持っても、宝の持ち腐れになることがあります。逆に、しっかり集客したい方が10万円のシンプルなサイトで止まると、物足りずに結局作り直すことになります。

値段の大小ではなく、「目的に合っているか」。これが、選び方のすべての土台になります。

では、値段は何で決まるのか(3つの軸)

そもそも、なぜ価格に差が出るのか。難しく考える必要はありません。大きく、次の3つの軸で決まります。

ホームページ制作の値段を決める3つの軸。①どれくらいの範囲を作るか ②どこまでカスタマイズするか ③どこまで戦略を考えて作るか

① どれくらいの範囲を作るか(ページ数・ボリューム)

トップページだけなのか、サービス紹介や事例、会社概要まで含めるのか。ページが増えれば、その分だけ設計も制作も手間が増えます。いちばん分かりやすい価格差の要因です。

② どこまでカスタマイズするか(テンプレート活用か、作り込みか)

用意されたデザインの型(テンプレート)を上手に活かして作るか、あなたの事業に合わせてゼロから作り込むか。テンプレートを活かせばコストは抑えられますし、作り込むほど独自性は増しますが、その分手間もかかります。ここも価格に直結します。

③ どこまで“戦略を考えて”作るか(分析・構成設計の深さ)

そして、これがいちばん本質的な違いです。ただ言われたとおりに作るのか。それとも、競合を調べ、「誰に、何を強みに、どう選ばれるか」を設計したうえで作るのか。じつは、価格差の大部分は、このデザイン費ではなく「考える手間」にかかっています。見た目が同じようなサイトでも、“考えて”作られたものは、問い合わせにつながる力がまるで違います。

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10万・30万・50万は、それぞれこんな人に向いています

では、具体的にどのくらいの規模が、どんな人に合うのか。金額ではなく“人物像”でお伝えします。あなたはどれに近いか、考えながら読んでみてください。

10万円くらい:まずシンプルに、名刺代わりのサイトが欲しい方へ

これから事業を始める方や、「まずはネット上にきちんとした拠点が欲しい」という方に向いています。テンプレートを上手に活かして、必要な情報がきれいに整った、信頼できるサイトを、手ごろに。まず一歩を踏み出したい方に、ちょうどいい規模です。

30万円くらい:集客も見据えて、競合と差をつけたい方へ

すでに事業があり、「サイトから問い合わせを増やしたい」「競合に埋もれたくない」という方に向いています。競合を分析したうえで構成を設計し、あなたの強みが伝わるようにカスタマイズします。集客を本気で考え始めた方に、ちょうどいい規模です。

50万円くらい:戦略から、一緒に作り込みたい方へ

「事業の勝ち筋から一緒に考えてほしい」「サイトを事業の中心に据えたい」という方に向いています。競合や市場の分析、戦略設計から入り、ページも文章もフルオーダーで作り込みます。腰を据えて事業を伸ばしたい方に、ちょうどいい規模です。

あなたは、どれに近かったでしょうか。ぴったり当てはまらなくても大丈夫です。「この中間くらいかな」という感覚がつかめれば、それで十分です。

安さだけで選ぶと、あとで高くつくことがあります

ひとつだけ、正直にお伝えしておきたいことがあります。「とにかく安いところで」とだけ考えて選ぶと、あとで高くつくことがある、ということです。

たとえば、目的を決めないまま10万円で作ったものの、問い合わせがまったく来ず、結局1年後に作り直すことになる。これでは、トータルでかえって高くついてしまいます。

かといって、逆もまた然りです。使うあてのない機能に50万円を払うのも、やはり無駄になります。だからこそ、選ぶ基準は「金額」ではなく「目的に合っているか」であるべきです。“何のために作るのか”がはっきりしていれば、こうしたミスマッチは防げます。

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私が、お見積もりで大切にしていること

最後に、私自身の姿勢をお伝えさせてください。私は、お見積もりのときに「何にいくらかかるのか」を、最初にはっきりお伝えします。あいまいにしたまま進めて、あとから追加費用で驚かせる。そういうことは、絶対にしたくないのです。

そして、必要ないものは勧めません。お話を聞いて、「この事業なら、これで十分ですよ」と思えば、正直にそうお伝えします。

実際に、お断りしたことがあります。

飲食店の方から、広告を出して集客したいというご相談をいただいたときのことです。お話を聞いてみると、客単価から考えて、広告費を回収できる見込みが薄い。しかも当時のお店には、清掃、店内の世界観の統一、提供スピードと、集客の前に整えるべき課題がいくつも残っていました。

この状態で広告を打ってお客様を呼んでも、店の粗が目についてマイナスの印象を持ち帰られてしまう。集客がむしろ逆効果になる状態でした。だから、「今は広告にお金を使わず、まず店の体制を整えましょう。打つのは、それからの方がいい」とお伝えして、お断りしました。

目先の売上だけを考えれば、受けた方が得です。それでも、お客様の事業にとってマイナスになると分かっているものは、売れません。見積もりも同じ考え方で作っています。

私自身、複数の事業を身銭を切って回してきた事業者です。だからこそ、「使ったお金以上に返ってくるか」という費用対効果には、誰よりも本気です。いただいたお金を、あなたの事業のために、いちばん活きるかたちで使ってほしい。その気持ちで、お見積もりをお出ししています。

あなたの事業だと、いくらが妥当か。正直にお伝えします

あなたの事業には、どのくらいの規模が“ちょうどいい”のか。それは、事業の話を少し聞かせてもらえれば、正直にお伝えできます。高いプランを無理に勧めることはありません。むしろ、「今はここまでで十分ですよ」とお伝えすることも、よくあります。

売り込みはしません。まずは、どんな事業で、何に困っているのか。それだけ聞かせてください。そのうえで、あなたにとっていちばん納得のいく選び方を、一緒に考えます。

ホームページの悩み、そのまま送ってください

「何が原因か分からない」という段階でも構いません。サイトのURLを添えてもらえれば、拝見して正直にお答えします。相談は無料、売り込みはしません。

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